VSCodeの配色テーマはSolarizedがおすすめの理由は

VSCodeの配色テーマはSolarizedがおすすめの理由は

VSCodeで選べる配色テーマって悩みますよね。
直感的にいいな!と思ったものを選んだ後に、この色だけ浮いてて馴染めないとか、綺麗だけどカラフル過ぎて見づらいなど使っていると段々と欠点が見えてきます。
Solarized Dark, Solarized Lightは、長年にターミナルの配色として視認性を研究しつくされた配色なのでおすすめです!

Solarizedとは

Ethan Schoonover氏によって作成されたコード・エディター、端末エミュレーター用のカラースキームです。

配色は16色(モノトーン8色、アクセンストカラー8色)に制限し、コンソールやGUIアプリケーションでの使用を想定して設計
・選ばれた16色は、CIELAB(Lab色空間)の明度関係と、カラーホイール(色相環)の関係に基づく洗練された色相のセット
・EIZOのディスプレイなど、しっかりと色の校正がされたディスプレイはもちろん、ある程度ずれていたり異なる照明条件でも見やすいようにテストされているので、非常に現実的な設計思想

環境に応じてLight/Darkを切り替える

晴れた屋外と、室内では同じ配色でも視認性は全く違います。
Solarizedは、Light/Darkのどちらでも視認性を保てるようなカラースキームですが、明るい空の下ではLight、室内ではDarkの方が見やすいです。
通常、カラーテーマを切り替えると変数宣言や文字列など色で直感的に判別していた情報が変わってしまいます。
SolarizedはLight/Darkのテーマ間で同じ色の感触になるように設計されているため、Light/Darkを切り替えても違和感がありません。

ほとんどのエディタに対応

C#はVisual Studio、JavaはIntelliJなど、言語によってエディタを使い分ける必要がありますが、Solarizedは主要なエディタのほとんどでリリースされています。
公式でリンクされている以外に、VSCodeのようにエディタ側で標準サポートされている事や、有志のプラグインが存在しています。

  • Vim
  • Mutt
  • Emacs
  • IntelliJ
  • NetBeans
  • SeeStyle-Coda-SubEthaEdit
  • TextMate
  • TextWrangler-BBEdit
  • Visual Studio
  • Visual Studio Code
  • Xcode 3
  • Xcode 4

Visual Studio Code 設定方法

標準で用意されているテーマに含まれているので、拡張機能のインストールは必要ありません。
コマンドパレットから基本設定: 配色テーマ (Performances: Color Theme)を実行して、テーマを選択するだけです。

  • Solarized Dark
  • Solarized Light
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言語別サンプル

Java

JavaScript

PHP

Python

Ruby

その他のおすすめ配色テーマ

Gruvbox

Vimという有名なエディタで長年定番とされている配色です。
目に優しいのが特徴です。

Jellybeans

お菓子のジェリービーンズのようなカラフルさを持つ配色です。
GruvboxがJellybeansの配色方法を参考に作られるなど、結構古いものですが変な派手さがなくシンプルに見やすいです。

PaperColor

紙のような配色のPaperColorです。
ライトテーマとしてもおすすめです。

Atom One Dark Theme

AtomというGitHubがオープンソースで開発したエディタの配色です。
暗すぎず、かつ視認しやすいのでファンも多い配色です。

Ayu

オレンジ色を主体とした可愛い感じの配色です。
可愛さと機能性の両方を求めるならこれです。

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