WordPressのWP APIで記事を作成しようとリクエストを投げたとき、401レスポンスで「このユーザーとして投稿を編集する権限がありません。」とエラーメッセージが返却される場合の原因と対処方法で…
WordPressを使ってブログを始める場合のおすすめのレンタルサーバーやドメイン・SSLの取得方法について、順を追って記載します。
WordPressを使うまでの一連の流れ
WordPressでブログ等を始めようと思うと、初心者の方にはレンタルサーバー、ドメイン、SSLなど専門用語が多く難しいと感じてしまいます。
そのため、セットアップの簡単さを売りにする代わりに実は高い、遅いなどのサービス業者も多数存在します。
ここでは、コストパフォーマンスの良い業者のセットアップを誰でも行えるように手順を紹介しています。
この後の作業手順として、
- 好きなホームページのURL(ドメイン)を契約する
- WordPressアプリケーションを実行するサーバーを契約する
- ドメインを指定してサーバーにWordPressをインストールする
- SSL証明書を設定する
用語が分からなくても手順に沿って操作していけばスタート出来るように説明していきたいと思います。
ドメインを取得する
ドメインとはホームページのURLのことです。
このサイトであれば、wonwon-eater.com
がドメインです。
ドメインは年単位で料金が発生し、末尾の.comや.netのトップレベルドメインによって金額は変わります。
ドメインの選び方
ドメインは、エックスドメインを特にお勧めしています。
wpX Speedでもドメインの取得が出来ますが、新規取得・更新は1,500円〜と安くありません。
トップレベルドメインは、co.jpであれば日本の会社でなければならない
等、ルールが存在するものがあります。
気に入ったドメインが決まったら用途に一致しているか確認しておきましょう。
ドメインの料金 新規取得料と更新料
ドメインは初回の新規取得料と、その後1年単位で毎年更新料が掛かります。
また、ドメイン管理会社もこれを逆手に新規取得量の安さを大々的に宣伝して、更新料には触れないような不誠実ところが多いです。
ドメイン取得時には、必ず更新料も確認しましょう。
エックスドメインで取得する
エックスドメインとは、WordPressのレンタルサーバーで契約するXSERVERが運営するドメイン取得サービスです。
新規取得料・更新料ともに安価で、更新料に着目するように勧めるなど誠実なサービス業者と言えます。
お名前.comで取得する
お名前.comは、国内最大級でおそらく最も知名度の高いドメイン取得サービスです。
トップレベルドメインの種類が豊富なので沢山の中から選びたい場合はオススメです。
今なら、あと何分以内であれば、早い者勝ち…など、契約を急かせる文言が目につきますが、新規取得料は安くても更新料が高い場合があります。
エックスドメインのネームサーバーを設定する
ここではエックスドメインでドメインを取得した後の設定を記載します。
お名前.comでも操作方法は異なりますが、設定内容は同じです。
管理画面へログインする
エックスドメインにアクセスして、ドメイン契約時に作成したアカウント情報でログインします。
ドメインパネルを開く
以下の順にメニューを選択していき、ドメインに関する設定を行うドメインパネルを表示します。
- 契約情報
- ドメイン
- ドメインパネル
ネームサーバー情報を変更する
ネームサーバー(DNS, 名前解決)の設定を行う必要があります。
興味があれば詳しく調べても結構ですが、最初に1度きりの設定なので手順通り進めてしまって問題ありません。
【 ネームサーバー情報 】の設定変更からエックスドメインのネームサーバーを設定します。
以下の通りに入力して保存します。
入力欄 | ネームサーバー名 |
---|---|
ネームサーバー1 | ns1.wpx.ne.jp |
ネームサーバー2 | ns2.wpx.ne.jp |
ネームサーバー3 | ns3.wpx.ne.jp |
エックスドメインで必要な設定は以上です。
レンタルサーバー wpX Speedを契約する
WordPressに最適化され、超高速なパフォーマンスのwpX Speedを契約します。
数十年前から高品質なレンタルサーバーを提供しているXSERVERのサービスで、本ブログもお世話になっており、信頼と実績のあるサービスです。
wpX Speedの他社にはない特徴として、1契約で無制限にWordPressをインストール
できます。
夫婦や親子など複数ブログを開設しても追加費用は掛かりません。
料金プランの選び方
最も安い料金プランのW1は月1,200円(税抜)です。
サイトへのアクセス数に応じて、より上位のプランに変更が可能です。
W1の許容量の目安を月のアクセス数(PV)で換算すると、約2,500,000アクセス
です。
1日に直すと83,333アクセスであり、個人のブログであれば充分すぎる量です。
(参考までに本ブログの2020/4月のアクセス数は16,000アクセスです)
新規申し込み
wpX Speedの「お申し込み」から登録を進めます。
サーバーID(初期ドメイン)は初期ドメインなのでブログのURLを入力しがちですが、会員IDのイメージに近いものです。
以下のように入力したサーバーIDに対して複数のWordPressがぶら下がることになるため、安易にWordPressのブログ名などを入れると少々おかしくなってしまいます。
- server_id
- wordpress1
- wordpress2
ハンドル名
などの任意のIDを入れると良いでしょう。
プランはW2におすすめ
と表示されていますが、まずはW1を選択して不足していたら後から変えればOKです。
あとは申し込みページの説明に従って入力を進めて完了させます。
wpX SpeedにWordPressをインストールする
取得したドメインを使ってWordPressをインストールします。
wpX Speedで契約したアカウント情報でログインします。
ドメイン追加設定
以下の順にメニューを選択していき、先に取得したドメインをwpX Speedに追加します。
- ドメイン追加設定
- ドメイン追加
取得したドメインを入力し、追加します。
次に認証方法を選択するページではWhois認証
を選択します。
エラーが表示される場合、入力したドメイン名が間違っているか、ネームサーバーの設定が間違っている可能性があります。
WordPressをインストール
ドメインの追加完了後、そのままWordPressのインストールへ移行します。
※ウィンドウを閉じてしまった場合はメニュー「新規インストール」を選択します。
必要項目を入力して作成していきます。
独自SSLの項目は、チェックを付けることでhttps
から始まるURLになり、通信が暗号化されます。
現在はhttps
ではないサイトは信用されないため、チェックをつけて有効にします。
wpX Speedは独自SSLが無料なので別途料金は発生しません。
インストールを実行するとWordPressの管理画面にログインするためのID・パスワードが表示されるので、必ず控えておきます。
WordPressの設定
メニュー「インストール済みWordPress一覧」を開くと、インストールしたWordPressが表示されます。
サイトアドレス
をクリックすると、WordPressトップページを表示します。
ダッシュボード
をクリックすると、WordPress管理画面を表示します。
一覧にはすぐに表示されますが、サイトアドレスを開いてもエラーが表示される場合はインストール中の可能性が高いので、しばらく待ちましょう。
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