ドラゴンボールレジェンズがリリースされましたが、2018年6月現在、Zenfoneシリーズは軒並み対応端末から外されていてプレイ出来ません。 システムエンジニアでITに詳しい私が現状できる限りの方法を…
ドラクエウォークをAndroid端末でプレイしていると、
その後移動しても全く反応せず5,6分してから、ようやく動き出す。
GPSの位置情報が全然更新されずに動かない…
そんな場合の一歩踏み込んだ対応方法
を紹介します。
ドラクエウォークのせい?
原因はドラクエウォークではなくAndroid端末のA-GPS取得先が問題の可能性が高いです。
私の場合は中国製の端末Xiaomi PocoPhone F1
を使用しています。
GoogleマップやポケモンGoは問題ないのにドラクエウォークだけ正常に動きません。
GPS取得方法 A B
という設定値が追加されましたが、効果はありません。
そんな設定値が追加されるので、原因はドラクエウォーク固有の問題だろうと思って修正されることを期待して待っていました。
ですが、一向に直る気配もなくスムーズにプレイできないままでは楽しめないので本腰を入れて対処しました。
A-GPSデータとは
GPSの位置情報を掴むには本来時間が掛かるもので、時間を短縮するための仕組みにA-GPS (Assisted GPS:補助GPS)が存在します。
これは事前に衛星情報をインターネットからダウンロードしてキャッシュしておくことで素早い立ち上がりを可能にします。
ドラクエウォークの目的地を決めてから動き出すまでに時間が掛かるけれど、動き出せばGPSは正常に動き出す
という状況から、A-GPSが正常に取得できていない可能性があります。
不正対策などで目的地を決定した時点でGPS周りが初期化されるなどしてGPSの取得がリセットされているのかもしれません。
A-GPSデータをGPS Status & Toolboxでダウンロードする
A-GPSを手動ダウンロードするための以下のアプリをダウンロードします。
GPS Status & Toolbox
A-GPSデータのダウンロード手順
アプリ起動後に左部のメニューから「A-GPSの管理」を選択します。
次に「ダウンロード」を選択してA-GPS XTRAデータをダウンロードします。
注意書きに書かれている通り、A-GPSは一度ダウンロードすれば永久的に有効なものではなく、1~3日ごとに再ダウンロードする必要があります。
アプリを起動すると1日経過していれば自動で再ダウンロードするように設定されている為、時々起動してあげましょう。
GPS設定 A Bはどちらを設定するべき?
公式からA、Bの違いや、どちらを設定するべきなのか説明はありません。
違いを検証してみると、GPSの更新頻度に違いがみられました。
Aは、ほぼリアルタイムでGPSを取得し、車の移動でも壺を割り逃すことない程度に追従します。
Bは、5秒間隔ほどでGPSを取得しているようで、車の移動速度では取りこぼす頻度でした。
上手くGPSを取得できない端末で、ほぼリアルタイムのAで取得すると上手くいかず、Bの設定が出来たと考えられます。
今回、A-GPSのダウンロードによってGPS取得が改善されたなら、A
に設定しましょう。
Android端末が問題になる理由
A-GPSのデータのダウンロード先が原因です。
iPhoneの場合はAppleのサーバーからダウンロードするため、問題ありません。
Androidの場合、ダウンロード先をベンダーやGPSチップメーカーがダウンロード先のサーバーを変更可能です。
安定していない、特定のSIMや国からしか繋がらない
などの制約があるサーバーがダウンロード先になっていると、最悪A-GPSが利用できません。
その結果、Android端末で一括りではなく、端末ごとに全く問題にならない端末・問題になる端末が出てくることになります。
iPhoneはAppleの1種類の端末しかないので、自由度や端末価格が代償ですがトラブルは少ないでしょう。
それでは、良きドラクエウォークライフを!
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