Keyball39 ish-Mini レビュー トラックボール & ロープロファイル & 17mm 狭ピッチ 自作キーボード

Keyball39 ish-Mini レビュー トラックボール & ロープロファイル & 17mm 狭ピッチ 自作キーボード

Keyballシリーズを全て持っていますが、狭ピッチ版が欲しい… と思っていました。

なんと Kz氏がKeyball作者のYowkees氏に許可を得て、狭ピッチ版のKeyballを制作されていました!

Keyball39 ish-Mini とは

  • キー配列はKeyball39と全く同じ
  • 全てのキーはロープロファイル対応 (choc-v1 & choc-v2対応)
  • 狭ピッチ仕様 キーピッチ 17mm (標準19mm)
  • トラックボールは25mm (標準35mm)
  • キースイッチ Lofree Flow Wizard Clickey 55gf
  • キーキャップ Junana MX

全てのキーはロープロファイル対応 (choc-v1 & choc-v2対応)

純正のKeyballは親指キーのみロープロファイルのスイッチですが、こちらは全キーがロープロファイルです。
これにより、キーの高さが低く抑えられ、キーピッチも狭めることが出来ます。

狭ピッチ仕様 キーピッチ 17mm (標準19mm)

一般的なキーピッチは19mmですが、以下の意見も挙げられています。

19mmという標準キーピッチはアメリカの業界慣行により決まったものですので、アメリカ人よりも手のサイズが5%前後小さい日本人には、より小さいキーピッチが適当と言えるかもしれません。

引用: 狭ピッチキーボードの世界にようこそ

これはその通りで、17mmピッチが丁度いい位置にキーが来るなと感じました。
16mmピッチは窮屈さを感じたので、手が小さめの方にお勧めです。

トラックボールは25mm (標準35mm)

トラックボールは25mmで純正より一回り小さいです。
トラックボールケースも合わせて@kepeoo氏が設計した物となります。

高さが抑えられておりコンパクトなため、ロープロファイルと相性が良いです。
操作感はそのままで、玉が小さくなっている分、軽い力で回転します。

キースイッチ Lofree Flow Wizard Clickey 55gf

キースイッチはChoc-v2で優れた打鍵感で評判のLofree Flowを採用しました。
Choc-v1のロープロファイルのスイッチは打鍵感に難があり、全キーに採用するのは厳しいものがありましたが、このスイッチであれば問題ありませんでした。

ただ、今まで35gfの荷重を使用していたため55gfは少々重く、近日発売予定の軽荷重版に期待しています。
キースイッチは直接ハンダ付けしないため、着脱可能です。

キーキャップ Junana MX

ステムはMXと同じ十字なのでMX用の市販キーキャップを装着することが出来ますが、19mmピッチでは隣のキーに干渉するので使用できません。
また、ロープロファイルのスイッチは高さが低くストロークも浅いため、押し込んだ際に基盤に干渉します。

そこでDecentKeyboards氏が設計されたJunana MXを採用させて頂きました。
ザラザラ過ぎず、ツルツル過ぎず、丁度良い指ざわりでお気に入りです。

親指キーには凸形を採用すると、より押しやすいです。

まとめ

非常に高い完成度で、不満点もなくメインキーボードとして使用しています。

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