KeyballユーザーのKiller Whaleレビュー記事です。 Killer Whaleとは 日本語でシャチ。 立体的な形状、ホームポジションのままトラックボールを操作できる自作キーボードです。 …
Keyballシリーズを全て持っていますが、狭ピッチ版が欲しい… と思っていました。
なんと Kz氏がKeyball作者のYowkees氏に許可を得て、狭ピッチ版のKeyballを制作されていました!
#keyball39 をロープロファイル化。lofree スイッチを搭載。完全にkeyballプラットフォームに乗っかってます。白銀ラボさんから投稿と販売許可は得ています。
右手ボール限定で半田付けも必要最小限。如何でしょうか。 pic.twitter.com/TESw181VSw— Kz (@kazu_dob) April 10, 2024
Keyball39 ish-Mini とは
- キー配列はKeyball39と全く同じ
- 全てのキーはロープロファイル対応 (choc-v1 & choc-v2対応)
- 狭ピッチ仕様 キーピッチ 17mm (標準19mm)
- トラックボールは25mm (標準35mm)
- キースイッチ Lofree Flow Wizard Clickey 55gf
- キーキャップ Junana MX
全てのキーはロープロファイル対応 (choc-v1 & choc-v2対応)
純正のKeyballは親指キーのみロープロファイルのスイッチですが、こちらは全キーがロープロファイルです。
これにより、キーの高さが低く抑えられ、キーピッチも狭めることが出来ます。
狭ピッチ仕様 キーピッチ 17mm (標準19mm)
一般的なキーピッチは19mmですが、以下の意見も挙げられています。
19mmという標準キーピッチはアメリカの業界慣行により決まったものですので、アメリカ人よりも手のサイズが5%前後小さい日本人には、より小さいキーピッチが適当と言えるかもしれません。
これはその通りで、17mmピッチが丁度いい位置にキーが来るなと感じました。
16mmピッチは窮屈さを感じたので、手が小さめの方にお勧めです。
トラックボールは25mm (標準35mm)
トラックボールは25mmで純正より一回り小さいです。
トラックボールケースも合わせて@kepeoo氏が設計した物となります。
高さが抑えられておりコンパクトなため、ロープロファイルと相性が良いです。
操作感はそのままで、玉が小さくなっている分、軽い力で回転します。
キースイッチ Lofree Flow Wizard Clickey 55gf
キースイッチはChoc-v2で優れた打鍵感で評判のLofree Flowを採用しました。
Choc-v1のロープロファイルのスイッチは打鍵感に難があり、全キーに採用するのは厳しいものがありましたが、このスイッチであれば問題ありませんでした。
ただ、今まで35gfの荷重を使用していたため55gfは少々重く、近日発売予定の軽荷重版に期待しています。
キースイッチは直接ハンダ付けしないため、着脱可能です。
キーキャップ Junana MX
ステムはMXと同じ十字なのでMX用の市販キーキャップを装着することが出来ますが、19mmピッチでは隣のキーに干渉するので使用できません。
また、ロープロファイルのスイッチは高さが低くストロークも浅いため、押し込んだ際に基盤に干渉します。
そこでDecentKeyboards氏が設計されたJunana MXを採用させて頂きました。
ザラザラ過ぎず、ツルツル過ぎず、丁度良い指ざわりでお気に入りです。
親指キーには凸形
を採用すると、より押しやすいです。
まとめ
非常に高い完成度で、不満点もなくメインキーボードとして使用しています。
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