プレゼンテーション層のコントローラとフォームバリデーションを実装していきます。 コントローラの役割はリクエストされたパラメータの検証と、アプリケーション層のユースケースへの受け渡し、レスポンスの生成と…
Vue.jsのバージョンはVue3(composition API)、CLIは最速で評判のVite、言語はTypeScriptで進めていきます。
連載
本記事は複数記事の連載記事の1つです。
この記事に関連するコミット
nodeコンテナのDockerfileを作成する
Vueの実行にはnode.jsの環境が必要です。
nodeコンテナのDockerfileを作成していきます。
nodeやPHPといった汎用的なお決まりのイメージは、公式のDockerHubでホスティングしてくれているので、そちらを利用します。
FROM node:17-buster # install app RUN apt update \ && apt install -y git WORKDIR /projects
docker-composeに追加する
先ほど作成したDockerfileを指定してnodeコンテナの定義を追加します。
node: build: context: ./docker/node volumes: - ./vue:/projects tty: true
VSCode RemoteContainerの設定ファイルを追加する
「laravel-vuejs-ddd/vue」ディレクトリの下に「.devcontainer.json」を追加します。
これでVSCodeのコマンドパレットでRemote-Containers: Open Folder in Container...
を実行し、「vue」ディレクトリを開くことでnode
コンテナで開くことが出来ます。
{ "name": "vue", "dockerComposeFile": [ "../docker-compose.yml", "../.devcontainer/docker-compose.yml" ], "service": "node", "workspaceFolder": "/projects", "shutdownAction": "none", "settings": {}, "extensions": [] }
Viteをインストールする
Vueのビルドを行ったり開発サーバーを実行するためにVue CLIを使うのが一般的でしたが、Vue3ではViteがオススメです。
Viteはフランス語で「ヴィート」と発音するそうで、これまた日本人泣かせな単語です。
Vue.jsの開発者であるEvan You氏が開発しており、開発サーバーが一瞬で立ち上がるのが感動モノです。
yarnでインストールする
nodeのパッケージマネージャーはnpmやyarn、最近ではpnpmなどもありますが、いい具合に枯れてきているyarnを使います。
どれを選んでも一長一短ですが「npmとyarnとpnpmの違い2021」の記事が分かりやすいので比較・参考にして下さい。
create vite
公式ドキュメントを参考にviteプロジェクトを作成します。
コマンドラインで案内に従って選択していきます。
yarn create vite
Project name
プロジェクト名をセットします。
Select a framework
vue
を選択します。
Select a variant
TypeScriptを使用するため、vue-ts
を選択します。
実行確認
作成したプロジェクト名でディレクトリが作成され、スキャフォールディングでテンプレートが作成されます。
コマンドの実行結果に以下のように実行コマンドが表示されるため、順番に実行して開発サーバーが開始されることを確認します。
二番目のyarn
で関連モジュールがインストールされるので忘れずに実行します。
Done. Now run:
cd vite-project
yarn
yarn dev
表示されるURLにアクセスしてサンプルページが表示されればOKです。
コメントを書く