Microsoft Clarityでユーザーの操作を追跡しよう

Microsoft Clarityでユーザーの操作を追跡しよう

ヒートマップツールと呼ばれるツールで、サイトを訪問したユーザーが何をクリックしているか、どのようにカーソルを動かしながらサイトを閲覧しているのか、追跡することが出来ます。

Demo

Microsoft Clarity Live Demo
https://clarity.microsoft.com/demo/projects/view/3t0wlogvdz/dashboard

利用を開始する

ウェブサイトの Get started から利用を開始します。
サービスの利用には、Microsoft, Facebook, Googleのいづれかのアカウントが必要になります。

Clarity
https://clarity.microsoft.com/

新しいプロジェクトを作成する

ホーム画面の Add new project から新しいプロジェクト(サイト)を追加します。

サイト名、URL、サイトカテゴリーをセットし、 Create で確定します。

トラッキングコードをマニュアルでセットアップする

最も基本的なセットアップ方法は、 Install tracking code manually から取得できる Scriptタグ をサイトの “ タグ内に追加します。

<script type="text/javascript">
    (function(c,l,a,r,i,t,y){
        c[a]=c[a]||function(){(c[a].q=c[a].q||[]).push(arguments)};
        t=l.createElement(r);t.async=1;t.src="https://www.clarity.ms/tag/"+i;
        y=l.getElementsByTagName(r)[0];y.parentNode.insertBefore(t,y);
    })(window, document, "clarity", "script", "**********");
</script>

トラッキングコードをサードパーティプラットフォームにセットアップする

WordPress, Wix, Shopifyなど一部のサービスは公式でClarityに対応しています。
設置しようとしているサイトが対応サービスに含まれている場合は、各サービスのセットアップ方法から進めると簡単でしょう。

私の場合は、このブログ(WordPress)に設置する手順で進めていきます。

2021年7月時点の対応サービス

・Google Tag Manager
・Adobe Dynamic Tag Manager (DTM)
・ClickFunnels
・Shopify
・SquareSpace
・unbounce
・Weebly
・Wix
・WordPress / WooCommerce

WordPressにセットアップする

WordPressのプラグインの新規追加機能から、 Microsoft Clarity を検索します。
プラグインをインストール後、 Activate ボタンから有効化します。

インストール済みプラグインページに Microsoft Clarityが追加されています。
Settings から設定画面を開きます。

設定は非常に簡単です。
先ほど作成したProjectのIdを入力するだけです。

Project Idの表示方法は設定画面に記載されている通り、WordPressへのセットアップ手順画面を開けば表示されています。

パスワードの類ではなくProjectを特定するためのIDなので、Clarityで作成したProjectページのURLにも含まれています。

セットアップ完了後、Clarityに反映されて情報を見られるようになるまで、おおよそ2時間ほど掛かります。

Google Analyticsと連携する

Google Analyticsと連携することで〇〇が出来るようになります。

連携設定は Settings から行います。

連携するGoogle Analyticsを管理するGoogleアカウントで認証し、Clarityに必要な権限を付与します。
連携するサイトをセットして完了です。

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