2020年9月23日に1.17.0がリリースされましたが、このバージョンにアップデートするとIMEの日本語切り替えに使用するzenhanが使えない不具合があります。 2020年9月26日 1.17.1…
VSCode, React, TypeScript, ESLint環境下において、.eslintrc.jsに対してLintからエラーが吐かれる場合の対処方法です。
エラー内容
Parsing error: "parserOptions.project" has been set for @typescript-eslint/parser.
The file does not match your project config: .eslintrc.js.
The file must be included in at least one of the projects provided.
訳:
解析エラー:@ typescript-eslint / parserに「parserOptions.project」が設定されています。
ファイルがプロジェクト構成と一致しません:.eslintrc.js。
ファイルは、提供されたプロジェクトの少なくとも1つに含まれている必要があります。
主にファイルがどこからもimportされていない場合に表示されるエラーです。
.eslintrc.js
はESLintの設定ファイルなのでどこからもimportされるはずもありません。
対応方法
Lintの対象ディレクトリをsrc以下に明示的に指定したりするなど、色々と方法はあります。
ただ、今回は対象にする必要が全くないファイルなので除外対象
として指定します。
package.jsonがある
package.jsonで管理している場合は、package.json内で以下の設定を追加して除外対象を指定できます。
"eslintIgnore": [
"/.eslintrc.js"
]
.eslintingoreを作る
package.jsonを作っていないプロジェクトの場合は.gitignoreでお馴染みの、処理対象外とするファイル・ディレクトリ等を記載するLint用の.eslintignore
ファイルをルートに作成します。
.eslintrc.js
を指定することでLintからエラーが表示されなくなります。
/.eslintrc.js
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