プログラマー初心者必見の書籍 リーダブルコード より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック

プログラマー初心者必見の書籍 リーダブルコード より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック

プログラマー1年目の初心者におすすめの本です。玉石混合のプログラムに触れる際、何が良くて何が悪いのかを判断するための基準を身に着けることが出来ます。
オブジェクト指向やデザインパターン等を学ぶより前に真っ先に目を通しておいた方がいいですよ。

リーダブルコード~より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック~

良いコードとは

分かりやすい=理解しやすいコードです。
もう少し言い換えると、作ってから3か月後に見てもスッと理解できたり、他人が見てもスッと理解できるコードです。
変数やメソッド名に、きちんと意味を持たせた名前の付け方やコメントの書き方、失敗しがちな悪い例などを例や図を交えて簡単に説明されています。
特定の言語やプログラム自体に経験が無くても難しいことなく読める為、特に初心者の方にお勧めです。
ただ、今の30代~40代で若い頃の品質基準に甘えて勉強していないと、サンプルに出てくる悪い例のコードを書いている人が多いので、一度読むことをお勧めします(笑)

DRY原則(Don’t Repeat Your Self:繰り返しを避けること)

理解しやすいコードであると共に、ある程度の規模のシステム開発では必須な心得が紹介されています。
良いプログラマーかどうかの判断基準として、DRY原則の重要性を理解しているかといっても大袈裟ではないぐらい重要です。

ある程度経験したプログラマーは二通りに分かれます。
A氏:他の機能で再利用という名目で同じコードをコピペして使いまわし、短時間で作り上げる。変更があった場合にも影響範囲がココだけだから安全!
B氏:重複した処理は徹底的に無くし、システム内で唯一の処理を呼び出して再利用する。変更時は影響範囲が明確で変更漏れもない。

A氏の組むプログラムは簡単で大したスキルも要らず、早く作ることが出来ます。
ただし、後から修正・拡張するときに酷いことになります。バグを直したら別のバグが生まれてしまったり、変更したら変更漏れがあってバグとなり、
規模が大きくなるにつれてプログラムはゴミとなり、破綻します。

B氏の組むプログラムは、勉強していないと作るのは難しいです。
重複をなくして組もうとすると必然的にデザインパターン等の知識が必要になります。
重複のないシステムは自然とレイヤー層を意識した作りや再利用できる作りや他に依存しない組み方になるため、システムの品質・保守性は非常に高くなります。

是非、B氏側になる人が一人でも増えるように一度読んでみて下さい。

 

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