自宅の庭にDIYでハンモックを設置する

自宅の庭にDIYでハンモックを設置する

屋内で使用しているハンモックを庭で使えるようにするためにDIYでハンモックスタンドを作ります。

調査

まず、どんな方法があるのか調べてみました。

木の角材を土に埋める案

柱に木の角材を使用し、セメントで固める方法が見つかりました。
しかし、木材は雨風に晒されれば腐食するし、ジャンボサイズのハンモックを掛けるには地表から2mほどの高さの柱を埋める必要があるので使わない時に邪魔です。

トライポッドを作る

カメラの三脚のように三本足で支えるトライポッドを2つ作る案が見つかりました。
見た目も良く、上手いこと作れば収納も出来そうです。
ただし、私のDIYスキルは低く三本の木の足を堅牢で収納可能なモノを作る自信はありません。

単管パイプで作る案

海外のサイトで、空洞の管を埋めて、その中に単管パイプを通す方法が見つかりました。
これなら腐食したら単管パイプを取り替えればOKで、収納時も単管パイプを引き抜くだけで良さそうです。

DIY Hammock Stands for a Yard with No Trees

DIY Hammock Stands for a Yard with No Trees

単管パイプでハンモックスタンドを作る

参考になる情報は見つかりましたが、土中に埋める空洞の管と、ちょうど良い経の単管パイプが日本でも手に入るかが問題です。
本職の大工が仕入れに行くPRO向けの大型ホームセンターに行って見つけた材料がこれです。

材料 数量
塩ビ管(VPパイプ 50mm x 0.5m) 2本
単管パイプ(外径48.6φ)2.6-2.8m 2本
インスタントセメント 20kg 2~3袋
ボルト 2本
塩ビ管の内径と単管パイプの外径が重要です。
あまり差があると塩ビ管と単管パイプで強くテコの原理が働き、負担が掛かります。
また、単管パイプが細すぎると強度に問題があります。

若干、太めですが記載のサイズの組み合わせが最適でしょう。

掘る場所を確保する

砂利をスコップ等で避けて、その下にある防草シートを剥がします。
防草シートは切り抜いてしまうと戻した後に雑草が生えてしまうので、切れ目を入れて広げるだけにしています。

穴を掘る

穴を掘る工程は、持っている道具によって効率が何倍にも差が出てきます。

最も高効率なのは縦穴を掘る専用のショベルや螺旋式の穴掘り機です。
私はツルハシを持っていたので買いませんでしたが、もう1回やれと言われたら迷わず買います…。

ツルハシで掘り進む

ツルハシで深い穴を掘るのは失敗でした。
ツルハシは曲線の刃なので深い縦穴を掘ろうとすると広範囲を掘り進めないと目的の深さまで到達できないので、かなり疲労します。


そこで、2本目は化石でも発掘するようにスコップをゴムハンマーで叩きながら縦に地道に掘り進みました。
一見、効率が悪そうに思いますがツルハシ振りかざして大穴を開けるより楽で早く済みます。
それでも50cm程の深さの穴1つ掘るのに1時間ほど掛かるので、一度経験したら穴掘り機が欲しくなります。

石がごろごろ出てくるような土地を掘る場合は、大きな石が埋まっている可能性があります。
穴が小さいので掘り出すことは難しく、以下のような道具で砕く必要があります。


掘り終えた穴に塩ビ管をセットします。

傾いているとセットした単管パイプも傾くため、水平器で水平を確保しておきます。

塩ビ管をセメントで固めて固定する

塩ビ管を埋めて土を戻すだけでは強度が足りず危険なので、土の代わりにセメントを入れます。
セメントと言っても、ホームセンターで水を混ぜるだけで固まるタイプの一般家庭向けの商品が売っているので難しいことはありません。

混ぜるのにトロ船を使うとか電動ミキサーがあると便利など、いろいろな情報が出ていますが、そんなものは無いのでバケツとスコップで混ぜました。
力任せに混ぜてると腱鞘炎になるので注意しましょう。

先端を整える

土から出る先端部分を作ります。
地表と同じ高さに合わせると目立たず済みますが、周りの砂利や石が塩ビ管に入りやすくて厄介なことになります。
今回は隠れてる必要もあまりないので、地表から少し出して強度と砂利の入りづらさを重視しました。

塩ビ管だけが地表から剥き出しにすることは辞めましょう。
塩ビ管と単管パイプは数mmの隙間があるため、テコの原理で塩ビ管の先端部分が支点となります。
もっとも力の負荷が塩ビ管の先端に掛かるため、周囲がセメントで補強されていないと塩ビ管が割れます。

先端部分は型があるとキレイに作りやすいです。
素焼きの鉢の底をくり抜いたりすると良さそうです。
私は丸くしたポスター用紙をかぶせて作りましたが、きれいな円形にはならないのでオススメではありません。
(セメントは水分を含むので水に弱い素材は向いてません)

単管パイプにフックを取り付ける

まず単管パイプを入手する

パイプはホームセンターで手に入りますが、取り付けるハンモックのサイズ・パイプの高さや間隔によって大体2m~3m弱になります。
適当な長さへのカットはホームセンターのカットサービスで大体1カット100円程度です。

長さがあるのでレンタルトラックを借りると良いでしょう。

ボルトを入手する

アイボルトを単管パイプの取り付けます。
経や長さが色々ありますが、私はM12の100mmのサイズを使いました。
単純に太ければ耐荷重も大きく、長さは単管パイプを貫通できる長さを基準に選んでいます。

単管パイプに穴を開ける

単管パイプにボルトを通すための穴を開けます。
穴は電動ドライバー(インパクトドライバー)に金属用のビットを取り付けて開けます。

電動ドライバーは便利なので、これを機に購入するのも良いですがホームセンターでレンタル出来ます。

ビットは単管パイプの経が結構あるので、長めのビットが必要です。
2つの穴はパイプを貫通させながらまっすぐ開けなければ、ボルトが通せません。

また、大きな穴を開けるよりも小さな穴を開けてからステップドリルで経を広げるほうがやりやすいでしょう。

ボルトを通してレンチで締める

単管パイプに通したボルトはレンチを使って確実に締めましょう。

以上で柱としての単管パイプの役割は満たします。
経年劣化で錆びたりしてもパイプだけを取り替えるだけでOKです。
自身で作れるようになっていれば、その後のメンテナンスも心配ありません。

ラッカースプレー等で塗装すれば、遊具のような明るい色に仕上げることも可能です。
錆止めの効果も期待できるため、使用後に外さずに常時つけておく場合は塗装をおすすめします。

塩ビ管にフタをする

使わないときに単管パイプを抜いて片付ける場合、塩ビ管にフタをします。
土や石が入ると厄介なので何でも良いのでフタをしましょう。

おすすめはリング付きのゴムのフタで、徐々に経が広くなっているので一致するサイズを選びます。
ゴム用のラッカー等で塗装することで、見た目も鮮やかにすることが可能です。

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