Laravel + Vue.js + DDDのすゝめ – Laravelをインストールする

Laravel + Vue.js + DDDのすゝめ – Laravelをインストールする

開発環境にはVSCode Remote Containerを使用します。
本文内のコマンドはDockerコンテナ内で実行します。

連載

本記事は複数記事の連載記事の1つです。

この記事に関連するコミット

Composerからインストールする

Laravelは様々なインストール方法が用意されています。
Dockerコンテナ環境全部入りのSailが公式から用意されていたり、Laravelインストーラーなど選択肢が色々あるため迷いがちです。

今回は下手にSailなどに依存せず、シンプルにComposerからLaravelパッケージを追加する手順でセットアップします。

インストールコマンド

以下のコマンドでLaravelの標準ディレクトリ群とパッケージをインストールします。
最後のドットは現在のディレクトリを表しており、カレントディレクトリの「/var/www/laravel」に標準ディレクトリ群を作成することを意味しています。

root@a94cabcb4229:/var/www/laravel# composer create-project laravel/laravel .

VSCode Laravel用のPHPコンテナ

VSCodeの「Remote Container」拡張で「laravel」ディレクトリをPHPコンテナで開けるように、設定ファイルを配置します。

これを行わないとルートディレクトリをdocker-composeで定義しているコンテナ群から選んで開くことになりますが、パスなどで何かと問題が出てくるので設定します。

また、今回は、Vue.jsのフロントエンドのソースも同じリポジトリ内に作る予定なので、それぞれのディレクトリは別々のコンテナに接続できるようにしておきます。

これでVSCodeのRemote Container拡張からRemote-Containers: Open Folder in Container...で「laravel」ディレクトリを開くと、PHPコンテナで開かれます。

Laravel実行確認

本来はウェブアプリなのでウェブサーバーを用意する必要がありますが、Laravelには一時的に開発サーバーを実行する機能が用意されています。

以下のコマンドを実行すると開発サーバーが起動し、開発サーバーのURLが表示されます。
アクセスしてLaravelサンプル画面が表示されればOKです。

php artisan serve

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