自宅の庭にみかんの木を地植えする

自宅の庭にみかんの木を地植えする

シンボルツリーとして人気のみかんの木は、業者に頼まなくても自分で買ってきて植えることが出来ます。
植え付け方法と掛かる費用の記録です。

費用明細

品名 単価 数量 金額
みかんの苗木 2年生 2,178円 1本 2,178円
赤玉土 小粒 (14L) 271円 5袋 1,355円
腐葉土 (16L) 271円 2袋 542円
支柱の木 500円ぐらい 1本 500円

計 4,575円

植え付け手順

みかんの苗木を購入する

みかんの木はホームセンターの果樹コーナーや、園芸店に行けば売っています。
価格は1本1,500円~3,000円ほどで、2年生、3年生の苗が売っており、年数が若い苗木ほど安いです。

みかんの木は早くて3~4年目から実を付け始めます。
早く収穫したかったり、1年でも早く大きな木が欲しい場合は3年生の苗木を選びましょう。

土を購入する

みかん用の土など、特別な用土は必要ありません。
ホームセンターに必ず売っている、赤玉土(小粒)と腐葉土を混ぜ合わせるだけでOKです。

大体、50cm四方の穴を掘って植えるので、2つの用土を合わせて50L必要になります。

・自宅の庭土が水はけが良い土であれば、掘り返した土を多少混ぜて戻せます。
・水はけが悪い粘土質の土は、戻さずに丸っと入れ替えましょう。
 また、掘る範囲も少し広めのほうが良いので用土も50Lではなく少し多めに用意しましょう。

植え穴を掘る

幅・深さ50cmの穴を掘ります。
この工程が一番大変で、硬めの土質だとスコップでは歯が立たないのでツルハシなどが必要です。

<失敗談>
うちの庭は全面的に粘土質で水はけが悪く傾斜もなく平面です。
大雨が降ると庭中の雨が掘った穴に流れ込み、プールのようになっていました。
掘った穴の周囲は水はけが悪い粘土質なので水は減らず、そのまま数日間プールのままです。

そこで、以下の対策をしています。

・木の周りに土を盛って水鉢を作り、周囲から水が入り込まないようにする
・掘り穴の幅を70cmほどに広げる
・(追加)木の周りにレンガの囲いを作る

土と肥料を混ぜる

混ぜ合わせる割合は 赤玉土7:腐葉土3 を目安に混ぜ合わせます。
掘った穴の中で混ぜると手っ取り早く混ぜることが出来ます。
一度に全部入れると混ぜるのに苦労するので、2,3回に分けて少しずつ混ぜるのがオススメです。

植え付ける

みかんの木は浅植えにします。
根を軽くほぐし、広げた状態で植えていきます。

支柱を立てる

浅植えで若い苗木のため、根付いてある程度大きくなるまでは支柱で支えて上げる必要があります。
支柱はホームセンターに木の支柱が売っているため、結びつける麻紐と合わせて購入しておきます。

植え穴に土を入れる前に支柱も合わせて植えましょう。

完成

植えたあと、さらに周りにレンガを積むとDIYでもシンボルツリーと言えるような仕上がりになりました。
置くだけで囲いが作れる既製品などもあるので、工夫して庭造りをしてみましょう。

植え付け後の手入れ

水やり

植え付け後しばらくの間は水を吸収しづらくなっているため、毎日水をあげます。
水をやらなくても葉が水不足でしおれてこなくなれば、その後の水やりは不要です。

その後は時々降る雨だけで充分ですが、夏に日照りが続いてしおれている時は水をやりましょう。

肥料

みかんの木は実をつけるため、肥料を必要とします。
毎年3月、6月、9月に1回ずつ肥料をあげます。

害虫対策

みかんの葉っぱはアオムシの好物です。
葉にアオムシがついていたら、こまめに取り除きましょう。
小さい卵がついていたら、蝶が産み付けたアオムシの卵なので同様に取り除きましょう。

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