赤ちゃんのために実施される、市の定期健診についての記録(1)です。 恥ずかしながら私は我が子が産まれるまで、 各地の市町村で子どもの定期検診を行っていることを知りませんでした! しかも、市町村によって…
さて、久しぶりに私が住んでいる市の乳幼児健診の話の続きです。
前回は、退院から3週間ほどで行われる「新生児訪問」というものについて書きました。
→ 前回の記事 『市の乳幼児健診③ 新生児訪問』
今回は、その次の生後2~3ヶ月の乳児を対象に行われる「赤ちゃん教室」についてです。
保健師さんが訪問してくれたのは最初の一回だけで、
次からの健診はすべて近場の保健センター行われることになります。
家がどんなに汚れていようと、身だしなみさえ気を付けていれば誰かにバレる心配はこれでなくなりました。←
健診は9時30分開始ということで、
久しぶりに早く準備しなくてはいけないということで焦りましたが、なんとか間に合い、会場に到着。
この日の流れは、
①身体測定
②赤ちゃんの発達について(説明を聞く)
③赤ちゃんの栄養について
④お母さんの栄養について
⑤予防接種について
⑥これからの健診について
⑦育児なんでも相談タイム
という感じでした。
終わったのが11時過ぎだったので、実に3時間近くの健診(というかほとんど座談会)でした。
少し開けた場所でいきなり裸にされている子どもたちの列。
何かと思えば、まずは部屋の外で全員が身体測定をするということでした。
裸にされて体重を測るまではどの子もニコニコ、または無表情なんですが、
保健師さんたちに少し押さえつけられるようになってしまう身長測定では、大半の子が泣き声を上げていました。
家にいると我が子の声ばかり耳にしているので、いろんな赤ちゃんの泣き声を聞けるのが意外と楽しかったです。
高い声だったり、か細い声だったり…様々です。
ここで、娘は声が大きいほうなんだと始めて認識しました。
身長測定の時に、一緒に股関節の開き具合も診てもらえました。
「ちょっと開きが悪いかな~?」と言われ、
股関節なんて気にもしていなかったので少し心配しましたが、次回の健診で再検査ということで測定は終わりました。
→ → ※結果、この次の健診で股関節についてレッドカードをもらうことに。
その後、精密検査を受け問題はなかったんですが、股関節の開きが悪いと原因によっては将来大変困ることになるので、この時からしっかり予防するべきであると今は思います。(・ω・`)
このことは、次回詳しく書こうと思います!
身体測定後は、半分に部屋を分かれて集まり、説明や相談が始まりました。
ほかの地域も同じかはわかりませんが、ここでは産まれた月ごとに分かれて健診があります。
うちは12月なんですが、この月は全部で9人程度。
こんな風に子どもが少ないからこそ手厚い健診ができるのかも。
分かれた先の部屋では、中央に大きなござが敷かれていて、
そこにみんなが座って(赤ちゃんは寝かせたり、自由)話を聞く感じでした。
ピクニックに来たのかな?ってくらいに、終始和やかな雑談のような説明でした。
赤ちゃんだけでなく、お母さんの寝る時間や疲れ具合などを保健師さんが各自にインタビューしてくれて、
それをみんなで共有できたのは、地味にありがたかったです。
自分だけが疲れているんじゃない、皆同じように頑張ってるんだ、と思えるだけで、
帰宅後もかなり気持ちが楽になっていました。
初めてでわからないことばかりの育児でしたが、
保健師さんやほかのママ達の助言などがいただけたのもありがたかったです。
その後、母子ともに大切な栄養に関しての説明や、
子どもの今後の発達や行動についてもレクチャーがありました。
最後にはこれから健診の旅にお世話になる専属の保健師さんと個別の相談会を行い、健診は終了。
結果的に3時間越えのなが~い「赤ちゃん教室」でした。
余談ですが、
一人で抱え込まないでみんなで協力する、というのは育児をするにあたって本当に必要不可欠だと思います。
生む前は信じていませんでしたが、今は特にそう思います。
現在は我が子は8ヶ月になりましたが、
今思うのは、子どもが1歳になるまでは皆でシェアハウスで育児したほうがいいんじゃないかということです。
そしたら気持ちも楽だし、体も楽だろうな~。
皆で相談し合って、離乳食も一緒に作ったりして…。
その間、パパたちは一人暮らしの一年間。笑
次回は「赤ちゃん教室」の次に行われる、4か月児健診の話をしようと思います。
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