人気急上昇中のVisual Studio Code (VSCode)ですが、PHPの場合はデフォルトでは満足な開発環境にはならない為、おすすめの拡張機能を紹介します。 ※各見出しをクリックするとGit…
Visual Studio CodeでWebアプリケーションを作成する場合のASP.NET MVCプロジェクトの作成方法、プロジェクト参照の設定方法を紹介します。
執筆時点のASP.NET Coreのバージョンは2.1です。
Cで開発する際にVisual Studioが不要になりましたが、VSCodeではGUIでこの辺りの操作は出来ず、dotnetコマンドで設定する必要があります。
プロジェクトの作成方法
事前に.NET Coreを入手
MVCの開発には.NET Coreのランタイムが必要にあります。
Visual Studio等が入っていると一緒に付いてきたりしますが、入っていない方はインストールしましょう。
■.NET Core
https://www.microsoft.com/net/download
ターミナルの表示
表示→統合ターミナル(Ctrl+@)からターミナルを表示します。
プロジェクトの作成先ディレクトリの作成
ターミナルからmkdirコマンドとcdコマンドを使ってプロジェクトの作成先ディレクトリの作成と移動を行います。
ディレクトリ作成:mkdir [directory ame]
ディレクトリ移動:cd [directory name]
MVCプロジェクトの作成
ターミナルに以下のコマンドを入力すると、ASP.NET MVCのテンプレートで空のプロジェクトが先ほど作成したディレクトリの中に作成されます。
dotnet new mvc
web.configの追加
続けて大概必須になるweb.configを以下のコマンドを実行して作成します。
こちらもディレクトリのルートにファイルが作れたことを確認しましょう。
dotnet new webconfig
オプション
dotnet new mvcコマンドには様々なオプションがあり、末尾に「-h」を付けて実行すると確認できます。
(例)認証に関するオプションは -auまたは–authを付けて、任意の認証方法を続けて入力します。
認証方法 – 説明
None – No authentication
Individual – Individual authentication
IndividualB2C – Individual authentication with Azure AD B2C
SingleOrg – Organizational authentication for a single tenant
MultiOrg – Organizational authentication for multiple tenants
Windows – Windows authentication
プロジェクトの参照設定
ターミナルの表示
表示→統合ターミナル(Ctrl+@)からターミナルを表示します。
参照元のプロジェクトのディレクトリへ移動
ターミナルからcdコマンドを使って参照元のプロジェクトへ移動します。
ディレクトリ移動:cd [directory name]
参照設定の設定
ターミナルから以下のコマンドを使って参照先のプロジェクトへ参照設定を行います。
dotnet add reference [参照先のcsprojファイル]
(例)Sampleソリューション配下にあるMainプロジェクトからSubプロジェクトへ参照設定する場合
cd Sample/Main
dotnet add reference ../Sub.csproj
※Subプロジェクトの場所は相対パスで指定しています。
参照設定の削除
ちなみに、参照設定を削除する場合は以下のコマンドで行います。
dotnet remove reference [削除先のcsprojファイル]
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