ASP.NET MVC VSCodeでRazor(cshtml)のインテリセンスによる補完がサポートされました

ASP.NET MVC VSCodeでRazor(cshtml)のインテリセンスによる補完がサポートされました

VSCode (Visual Studio Code)でASP.NET Core MVCの開発をする場合、ViewページはRazor (cshtml)で記述しますが、先日のアップデートでRazorのランゲージサービスがリリースされ、公式でインテリセンスによる補完に対応しました!

2018年11月1日のOmmniSharp Ver1.17.0 アップデート

What’s new in 1.17.0

  • Added preview Razor (cshtml) language service with support for C# completions and diagnostics.
  • Added omnisharp.minFindSymbolsFilterLength setting to configure the number of characters a user must type in for “Go to Symbol in Workspace” command to return any results
  • Added a command – “CSharp: Start authoring a new issue on GitHub” to enable the users to file issues on github from within the extension with helpful config information from their system

今までは…

OmmniSharpにより、.csファイル内におけるC#のインテリセンスは完璧に機能していましたが、Viewファイルであるcshtmlだけはサポートされていませんでした。
コード補完を呼び出しても一切の候補は表示されませんでした。

cshtmlの補完機能を提供する拡張機能等もありましたが、ASP.NET Coreに対応しているものはありませんでした。

これからは…

OmmniSharpから公式でRazor Language Serviceが開始されました。
これにより、@{ }内ではC#のコード補完が機能するようになり、@Modelを呼び出せばViewModelに対する補完も完璧に機能します!

開発環境にVisualStudioを使わず、無料で構築する場合にVSCodeを選択した場合の唯一のデメリットがViewのインテリセンスが効かない事でしたが、これで大きな問題は解決されました。

今後、よりVSCode、C#言語に注目が集まるのではないでしょうか。

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