DBeaverのSQLエディタは、デフォルトでテーブルやカラム列名の後にスペース、シングルクォートや括弧などの引用符などが自動で補間されます。 「鬱陶しいったらありゃしない」という人も多いでしょうから…
DBeaverでProduction環境に接続する場合などは、セキュリティのためにSSH接続を使用することがあります。
その際にinvalid privatekey
エラーが表示される場合の原因と対処方法です。
原因
DBeaverはOpenSSLのPEM形式のキーしか対応していません。
2018年8月24日のOpenSSHのバージョンアップにより、OpenSSH形式がデフォルトになりました。
ssh-keygenでキーを作成する際に-m PEM
のオプションを作成していないとOpenSSH形式で作成されるため、DBeaverでは使用することが出来ません。
対応方法
PEM形式のキーを作成して指定します。
新しくキーを作成する
-m PEMを追加してキーを作成しましょう。
暗号化方式は任意で変更して下さい。
ssh-keygen -t rsa -m PEM
既存のキーを変換する
既存のキーが存在しており、色々なところに登録してある場合はキーが変わると大変です。
以下のコマンドで秘密鍵PEMに変換しましょう。
キーは上書き保存されるので、以下手順を参考に既存のキーをコピーした上で作業します。
パスフレーズの入力を求められるため、既存のキーと同じパスワードを入力します。
# 既存の秘密鍵をコピー
cp id_rsa id_rsa.pem
# 変換
ssh-keygen -p -m PEM -f id_rsa.pem
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