無償の高機能SQLクライアントツール「DBeaver」-便利な表示方法

無償の高機能SQLクライアントツール「DBeaver」-便利な表示方法

DBeaverには様々なデータ表示方法が用意されています。レコードの表示行列の入れ替え、改行を含む長い文字列カラムの値を表示する領域、データのフィルタリングと出来ると便利な機能が多くあり、紹介したいと思います。

テーブルのレコードデータの行列を入れ替えて表示する

カラム数が多いテーブルの場合に特に効果を発揮するのが表示行列を入れ替える機能です。
一つのテーブルのカラム数が多い時点で設計を見直して改修すべきですが仕事ではそうも言っていられません。
以下のような4列のテーブルではサンプルとしては非常に少ないですが、これが20~30になると目当ての列を探すのも一苦労です。
この状態でTabキーを押すと…

こうなります。
選択状態の行だけが表示され、行と列が反転された状態で表示されます。
縦にスクロール出来る為、簡単に探すことが出来ます。
また、この状態で検索(Ctrl+F)をすると、カラム名と値の両方を対象として検索されます。
もちろん、カラム行を選択した状態で、もう一度Tabキーを押して表示を戻すと、選択していた行の位置に横スクロールされた状態で一覧表示に戻ります。

改行を含む長い文字列を表示する

TEXT型などの長い文字列は一覧表示では全文を確認することが困難です。
そこで、F7キーを押すことで「値ビューア」が表示されます。
値ビューアは、選択されているカラムの情報が大きく表示されます。
些細な事ですが、些細な事の積み重ねが効率化に繋がります。

データのフィルタリング

結果をフィルタリングするにはWHERE句に入力すれば簡単にフィルタリング出来ますが、都度入力するのは面倒です。
カラム右上のフィルタアイコンから、値を選択したり検索できるウィンドウが展開されます。

その横のソートアイコンはORDER BY句に相当し、並び替えが出来ます。
Shiftを押しながら続けて他のカラムを押して行けば第1、第2の優先順でソートしていくことが出来ます。

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