Majestouch Stingrayは初めてメカニカルキーボードを使う人におすすめでした

Majestouch Stingrayは初めてメカニカルキーボードを使う人におすすめでした

高級キーボードで有名なFILCOのメカニカルキーボードMajestouch StingrayをMajestouch2愛用者がレビューします。
このキーボードは低背型のスイッチを採用しており、ノートパソコンのような浅いキータッチ感でメカニカルキーボードらしくない点が魅力です。

Majestouch Stingray とは

人気シリーズのMajestouch2をベースに、CHERRY MX Low Profileスイッチという通常の赤軸より0.8mm浅いキースイッチが採用されたメカニカルキーボードです。
これにより、ノートパソコンのような浅めの打鍵感と、メカニカルキーボードのスカスカとした軽快な打鍵感を併せ持つキーボードです。

高速なタイピングが可能!

単純にキーが浅い分、一文字入力するための労力や時間は少ないのでタイピング速度は通常のメカニカルキーボードより早いです。
有名なタイピングゲーム「寿司打」の高級コースで測定した結果、232位→83位に順位が大きく上昇しました。
(Majestouch2の記録「10000人中『 232位 』(スコア:21,460円、速度:7.0key/秒、ミス:26key)

※筆者のタイピング速度は、人類の中では結構早い方だと思います。
※Majestouch2はミスタイプが多いのは、タイピングしようとする速度にキー入力が追い付いていないため多めになっている感触でした。
 速度を意識しない場合の正確なキー入力はMajestouch2の方が上です。


個人的な見解では、仕事で使う分にはキーボードはある一定以上早く打てる必要はないと思っています。
実際、仕事では早く打ったところで疲れるし、タイピングゲームのように打つべき文字がスラスラ出てくる訳ではありません。

ですが、キー入力は軽く疲れにくく、キーが浅いため反応が早いので素早いレスポンスが求められるFPSを始めとしたPCゲームに向いています。

このキーボードのキーが浅いことのメリットは、高速なタイピングよりもキー入力の労力が少ない点、昨今のパソコン市場の浅いキータッチに慣れている人が違和感なく使用できる事、さらにゲームに向いている事だと思います。

打鍵感は好みが分かれる

日頃からメカニカルキーボードを使っている方は、スカスカとした感じはあるものの押し込める深さが浅いので、最初は物足りなさを感じると思います。
また、慣れないうちは少々強めにタイピングしてしまい、底を打つ感覚を感じます。

このキーボードはキースイッチが浅めのため、軽いキータッチで打つことをイメージして、このキーボードの扱い方に慣れることが出来れば、快適に扱えるようになります。

キースイッチが浅いことで打ち間違いが心配されますが、キー間隔やキートップの形状が窪んでいるため、打ち間違える心配はありませんでした。

音は通常の赤軸よりも静か

元々、赤軸のスイッチはそれほど大きめの音ではありませんが、Low Profileの赤軸はより静かです。
オフィスで使っていても気にする人は居ないレベルなので心配する必要もありません。

キーボード自体の高さも低い

キースイッチに合わせてキーボードそのものの高さも低くなるように新しく設計されています。
一般的なメカニカルキーボードは結構厚みがあり、その厚さを埋めるためにパームレストを置いたりしますが、Majestouch Stingrayにはパームレストは必須ではありません
キーボードの手前側の高さは約16mmで通常のMajestouch2の約22mmよりも5mmほど低く、一般的なキーボードと同じぐらいの感覚です。

まとめ

Majestouch Stingrayは、長年メカニカルキーボードに慣れ親しんだ人よりも、これからメカニカルキーボードを使い始める人にオススメです。
キーボード自体はMajestouch Stingray、Majestouch2ともに非常に良く出来ているので入力速度や入力間違いなどの問題はどちらもクリアしています。
選択基準として、浅めの打鍵感が好きな場合や、高速タイピングを追求するならMajestouch Stingrayはオススメです!

購入時の注意事項

一般的なキーボードと違って、同じモデルでも様々なバリエーションが用意されています。
キーの配列(JIS配列・US配列)、かな表記の有無、文字の印字位置、テンキーの有無など選択肢が多いので間違えないように注意が必要です。
特にキーの配列を間違えるとキーの配置が違って全く使えない事態に陥るので、よく確認しましょう。
日本で普及しているキーボードはほぼすべてJIS配列なので、よく分からなければJIS配列を選べば間違いないでしょう。

テンキー付き JIS配列 かな表記あり 印字位置:上面

最も標準的な組み合わせなので何を選べば良いか分からなければ、こちらで間違いありません。

テンキーなし JIS配列 かな表記あり 印字位置:上面

テンキーがない標準的な組み合わせです。
テンキーの使用頻度が高くなければ、取っ払ってしまった方がマウスの持ち替えがスムーズです。

US配列

プログラマーや日本人ではない方にUS配列も用意されています。

テンキーあり

テンキーなし

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